日本で働きたいと考えているベトナム人は労働意欲の高い優秀な人材がほとんどです。
しかし、単に安価な単純労働力と捉えて、劣悪な労働環境で働かせる雇用者が多くなってしまったという問題がありました。
そこで政府は特定技能外国人を雇用する企業に対して、外国人に安全で能力を発揮できる環境を提供する規則を2019年4月に義務化しました。
受け入れ企業は労働環境だけではなく、生活全般をサポートする「支援計画」を必ず遂行することが義務となったのです。
この支援計画は適切に実施する必要があります。単に特定技能外国人の上司になった方が支援責任者や担当者になることはできません。
では外国人を受け入れることはできないのか?というと一つだけ方法があります。
それは、受け入れ企業に代わって特定技能外国人の支援、育成を行う「登録支援機関」に一切の業務を委託する方法です。支援計画を確実に遂行した企業であると認定されて、受け入れが可能になるのです。