外国人労働者が日本離れしている?実際の人数推移と企業が取るべき対応
お役立ち情報 外国人労働者が日本離れしている?実際の人数推移と企業が取るべき対応 外国人労働者数は過去最多を更新している一方で、韓国やオーストラリアとの人材獲得競争が激化しています。最近では「外国人材の日本離れ」という声も増えてきました。選ばれる企業になるには、適切な待遇と良好な職場の人間関係が不可欠です。 本記事では、外国人労働者の最新動向と、企業が今すぐ取るべき具体的な対応策について詳しく解説します。 外国人労働者は日本離れどころか過去最多で増加中 出典:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和7年 10 月末時点)|図1-1 在留資格別外国人労働者数の推移|厚生労働省 厚生労働省の2025年届出状況データによると、外国人労働者数は約257万人に達し、過去最多を記録しました。年間で約27万人も増加しており、日本全体の就業者増加数の約6割を外国人が占めるなど、日本の労働市場における存在感はますます大きくなっています。 出典:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ|図3 国籍別外国人労働者の割合 |厚生労働省 ただし、これまで最大勢力だったベトナムの割合が減る一方で、インドネシアやネパールなどが急増しています。外国人労働者数は増えているものの、特定の国に頼り切れない状況へと変化しつつあります。 また、マイナビグローバルによる「日本在留外国人の日本での就労意欲・特定技能に関する調査」では、日本で働きたいと考える外国人は91%と依然として高い水準を保っています。しかし前回調査時(96.8%)と比べると低下しており、将来的な「日本離れ」を予感させる兆候も見え始めています。 なぜ「日本離れ」が懸念されているのか? 外国人労働者数自体は過去最多を更新していますが、現場では「日本が選ばれなくなっている」という危機感が強まっています。送り出し国の経済成長、国際競争、国内制度の課題など「日本離れ」の実態を3つの視点から解説します。 母国の経済成長で賃金の差が縮まっている かつて日本は「出稼ぎで一財産築ける国」でしたが、その優位性は揺らいでいます。ベトナム等では著しい経済成長が続いており、現地の最低賃金はこの数年で3割以上も上昇しました。一方、日本の賃金は長年停滞しており、現地との格差は急速に縮まっています。多額の手数料を払ってまで来日する経済的メリットが相対的に低下している現実は、企 … 続きを読む